jumping jackalope

日常の中の萌えを叫びたいです。主にV6関連。。

スターという存在

先日「無限の住人」を見ました。

自分は原作を見ていないので、単純に映画のかんそうです。もう公開されて時間はたっていますが、ネタバレ的な表記があると思います。

 

 

自分は三池崇史監督の作品とあまり相性がよくなくて、夫が見てるのを付き合って見る程度でした。今回の無限の住人は公開時に観たいなと思っていたんですが、実行に移せずそのままにしていました。

やっとブルーレイを借りてみたところ、三池監督のらしさとか形式はそのままに、木村拓哉さんのはまりっぷりがすごくて、最後までしっかり見ました。

ストーリー自体も分かりやすくまとまっていますが、とにかく斬りまくる血飛沫あげまくる、そのなかでどんどん木村拓哉さんがギラギラとした輝いてくるように感じました。

凛ちゃんのちょっととぼけたような可愛らしさ、純真な姿もとにかく愛しい。

ただひたすらに用心棒として彼女を背にしながら、向かってくるもの全て切り捨てる万次の美しさとか、福士くん演じる天津影久の祖父の無念をはらしたいという、悪でありながら一途で純粋な想いの悲しさとか、かなり見応えがありました。

何より木村拓哉さんの、傷だらけで泥と血にまみれた姿での笑顔!華があるってこういうことか!みたいな、圧倒的なスターの姿だと思いました。以前にも書きましたが、苦しんだり泣いている姿で大画面がもつんです。

岡田くんはリアル重視の斬りあいを見せてくれますが、木村拓哉さんはけれん味のある斬り合いなんですね。昔の歌舞伎役者さんの時代劇を思い出しました。

「何をやってもキムタク」と揶揄する人もいますが、逆にそこまでになれる人って中々いないと思います。

改めて役者としての木村拓哉さんの良さを感じることができて、すごく好きな作品です。見ていない方、血まみれが平気な方は、ぜひ見てもらいたいです。

そしてそして、いつか木村拓哉さんと岡田くんが、時代劇に関わらず派手なアクションのある作品で共演してほしい!

ジョンウィックみたいなやつとか、是非!