jumping jackalope

日常の中の萌えを叫びたいです。主にV6関連。。

きみにきめた

超久しぶりに娘とポケモンの映画を見てきました。

詳しく話すとネタバレになってしまうんですが、とにかくいい映画でした。特にシリーズ初期と、映画の3作目までを見ていた人には必ず見てほしい。

20周年という節目に、改めてポケモンを見つめ直したスタッフの想いを強く感じました。

何より湯山監督から、首藤さんへのメッセージのようだと思いました。

首藤さんの描くサトシは、決してスーパーマンではなくて、ちょっと甘えん坊でだらしなくて意地っ張りで、でもポケモンがただただ大好きな普通の小学生でした。自分はそんなサトシが悩んで、苦しんで、前を向いていく姿が大好きです。最初のピカチュウはいたずら好きでわがままな、ポケモンだったなぁと見ながら考えてました。でもそんなサトシとピカチュウが仲良くなって、一緒に旅をするワクワク感。色んなポケモンや人と出会って、サトシが成長したりしなかったり、そんなポケモンが大好きだったなぁと思い出しました。

首藤さんの作品に通じる、みんな理不尽なことがたくさんあっても一生懸命生きてるし、自由に生きていいんだよって、ちょっと突き放した場所から見守る暖かさとか、優しさとかお父さん的な愛情を感じました。だからホウオウの使いがエンテイたちなのかなと。エンテイは父性の象徴だと思うんですよ。

 この映画でピカチュウはかわいいし、ヒトカゲは健気だし、ルカリオはイケメン(笑)です。ポケモンたちが皆愛しくなります。

疲れちゃってる大人も、子供も皆見てほしいなぁと思います。

ミンキーモモとゴーショーグンが大好きなので、首藤さんが亡くなったあとも、この優しさが続いていってほしいなぁと思います。